HACCP運用
新規取得・運用支援について
食品衛生管理の規格・認証
HACCP認証・業界地域HACCP
JFS-C・JFS-B
FSSC22000・ISO22000
HACCPに沿った衛生管理の制度
HACCPの考え方を
取り入れた衛生管理
HACCPに基づく衛生管理
HACCPの考え方を取り入れた
衛生管理
マーク取得支援の
HACCP取得・運用支援
2021年から「HACCP義務化」が施行され、食品メーカーから小規模な小売り、飲食店に至るまで、原則として全ての食品等事業者が取り組まなければなりません。
食品衛生法のHACCP対応がわからない・・・複雑で面倒だと、お困りでしたらお気軽にご相談ください。専門知識がなくても自分たちで運用できる仕組み構築を支援いたします。
取り組みについて
HACCP認証と導入の違いについて
HACCP制度化への対応では、HACCPに準拠した衛生管理を導入し取り組んでいれば、認証を取得しなくても問題はありません。「HACCP導入する」と「HACCP認証を取得する」ことの違いをしっかり理解し、自社の経営上の観点からHACCP制度の取り組みを検討しましょう。
HACCPの導入とは
「HACCPに基づく衛生管理」もしくは「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を行うことでありであり、あくまでも自社判断で行われるため、その取り組みが「客観的に見て」が適切な運用であるかは保証されていません。
HACCPの認証とは
食品衛生管理の規格・認証には、国際規格であるFSSC22000、ISO22000やSQF等と、国内規格であるJFS-C、JFS-B等があります。規格に沿って仕組みを構築し、一定期間の運用の後、審査機関が実施する審査を受審し、適合と判断されると認証を取得できます。規格の要求事項にはHACCPも含まれており、適合することでHACCP運用が適切に運用されていることの証明になります。
「HACCPに基づく衛生管理」計画の取り組みには、2種類の形態があり、
事業規模、食品に関わる業態などにより定められています。
HACCPに基づく衛生管理
大規模事業者と畜場・食鳥処理場
従業員数が50名以上の企業
→ HACCPに基づく衛生管理(旧基準A)
従業員数:アルバイト・パートタイマー含む。
取り組み
「 HACCP 7原則」に基づき、
食品等事業者自らが、使用する原材料や製造方法等に応じ、計画を作成し、管理を行う。
HACCPの考え方を取り入れた
衛生管理
小規模事業者
従業員数が50名未満で、一般衛生管理の対応範囲内の業種
→ HACCPに沿った衛生管理(旧基準B)
取り組み
業界団体が作成する手引書を参考に、
簡略化されたアプローチによる衛生管理を行う。
各種食品衛生管理の
規格・認証サポート項目
会社の規模 予算 人員などを
考慮しサポートいたします。
FSSC22000
FSSC 22000は、ISO 22000を追加要求事項で補強した食品安全マネジメントシステムに関する国際規格です。
GFSI(Global Food Safety Initiative)によって、ベンチマーク規格の一つとして承認されています。
ISO22000
ISO 22000は食品安全マネジメントシステムに関する国際規格です。
HACCPの食品衛生管理手法をもとに食品安全のリスクを低減し、安全なフードサプライチェーンの展開を実現します。
JFS-C
JFS-Cは、一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM)が所有権をもつ、食品安全に関する第三者認証制度です。
GFSI(Global Food Safety Initiative)のベンチマーク認証として承認されています。
JFS-B
JFS-Bは、安全な食品を作るための管理の仕組みがあることを証明する、一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM)が所有権をもつ、食品安全に関する第三者認証制度です。
HACCP認証、
各業界地域HACCP認証
業界HACCP認証は、それぞれの業界に特化した審査を行い、業界団体が認証を発行します。地域HACCP認証は、各地方自治体が定めた独自の基準で審査を行っています。中小企業でも取得しやすさがありますが、業界や地域によっては認証制度がない場合もあります。
HACCP認証は、業界地域に関係なく取得する事ができる認証です。
HACCPについて
HACCPとは
HACCP(ハサップ)とは、食品等事業者自らが食品の安全を確保するための衛生管理計画を作成します。(HACCPプラン)原材料の入荷から製品の出荷に至る各工程の中で、危害要因を除去又は低減させるために危害の防止につながる重要ポイントを管理して、食品の安全を確保する活動や方法のことをいいます。
この方法は 国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格(コーデックス)委員会から、食品衛生の一般原則として発表され、各国に普及し国際的に認められたものです。
HAとCCPによる衛生管理
HACCP(ハサップ)とは、Hazard(危害)Analysis(分析)Critical(重要)Control(管理・制御)Point(点)の頭文字から作られた言葉でHA(Hazard Analysis)とCCP(Critical Control Point)で構成される食品の安全を確保するための衛生管理手法です。
HACCPの特徴
HACCP以前の従来検査は、規定した基準を満たしているか最終製品の抜き取りによる製品検査のみで確認するものでした。HACCP方式は、食品事故を防ぐために製造工程全体から、最終製品まで「温度・時間」「異物の混入」などの危害を予め予測し、連続的に管理します。監視の中で異常を発見すれば即座に防止措置で対応し、事故や不良品発生を未然に予防することが出来るシステムです。HACCP以前の最終製品の抜き取り検査と比べると、問題の原因が特定でき製品ロスも少なくてすむ効果的かつ迅速に、食品事故や不良製品の流通を防ぐ管理手法なのです。
※今回の義務化で求められるのは、手法、衛生管理の考え方を取り入れることであって、特定の認証やハード(アプリや電気、計測器、設備機器など)は求められていません。
HACCP導入メリット
食品の安全性を確保する
「HACCPの考え方を取り入れた衛生計画書」の作成が必要であるため、自社の衛生管理を見直し、食品衛生への意識が向上しクレーム・事故が減少します。
事故の予防・自己防衛
HACCPは、事故の原因となる工程等を予測し・未然に対処することが目的なので、食品事故を防止することができます。万一事故が発生した場合も、HACCPを導入していると処分が軽減される場合があり、自己防衛につながります。
ルールの明確化・
従業員への教育
HACCP導入により、現場により曖昧だった衛生管理ルールが明確になることで、従業員への教育を均等に行う事ができ、衛生管理に対する意識が向上します。
作業効率向上
HACCPの危害要因分析に必要な「作業工程図」は、食品製造における各々の工程を列挙し、わかりやす分かりやすいように図式化します。そのため、危害要因を分析する情報として使用でき、また作業工程の見直しで生産効率の向上にも役立ちます。
第三者へのアピール
HACCPの制度化で衛生管理を求める事業者(小売業者など)も増えます。HACCP認証の取得は社外に対して自社の衛生管理について根拠を持ってアピールでき、新規顧客獲得にも役立ちます。
ただいま人員の関係上、ご依頼の受付を見合わせております